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朝、肌寒さに目が覚めると、窓の外は初めて見る雪が降っていた。 ローブ一つしか身につけていない今、外に出て雪の中を駆け回ってみたいという願望は叶えられないが、窓をそっと開けて、空から舞い降りてくる雪の結晶を両手で迎えてみた。 白く儚い雪の結晶は、私の掌の上で、溶けて、消えていった。
posted by MiRaI | 7:04 午後
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