水曜日, 1月 26, 2005

雪。

朝、肌寒さに目が覚めると、窓の外は初めて見る雪が降っていた。

ローブ一つしか身につけていない今、外に出て雪の中を駆け回ってみたいという願望は叶えられないが、窓をそっと開けて、空から舞い降りてくる雪の結晶を両手で迎えてみた。

白く儚い雪の結晶は、私の掌の上で、溶けて、消えていった。